「自分の力で生き抜くために」

はじめまして、尾崎塾の塾長の「かずひろ」です。
「数学・理科が好きな人〜？」と聞くと
「好き！」と答える子供たちは年々減っています。
「じっくり考えてみよう」と考えさせてみても、
考え抜く力を持った子供たちも年々減っています。
TV・スマホ・倍速機能、AI、こういった便利なツールがあるせいで、
「最近の子たちは、昔に比べて話を聞く力がないな〜」という会話は、
教育業界では、しょっちゅう出てくる話題です。

では、今の子供達が悪いのでしょうか？
答えはNOです。
高校数学・化学、あるいは物理といった科目の対面授業は、
説明を聞いていて、途中でわからなくなったら、
その後の授業は、地獄かつ講師の声が催眠音波に変わるため、
眠ってしまう生徒が出てくるのは当然です。

でも講師たちは、
「どのような説明をすれば、生徒は聞いてくれるのか？」と
頭を抱え、苦しんでいます。

これはそもそもの間違いで、戦い方を変えなければいけないのです。
教育業界は、対面授業の限界に気づき、
ITツールなどを駆使し、
生徒のINPUT↔︎OUTPUTの回数を
とにかく増やすことを考えるべきなのです。

人が成長する上で、１番大切なのは、INPUT↔︎OUTPUTの反復回数です。
反復回数が多ければ多いほど、それに比例して定着していきます。
しつこいくらい反復すれば定着するのに、人はある程度分かった段階で、
できた気になって忘れていきます。
「分かる」と「できる」の違いがあるという人間の特性を理解し、
ここを改善しない限り、成績アップはありえません。
私は１０年以上教育業界に勤めていますが、
この業界は、新しいものに順応するのが遅いです。

学校で、iPadやCromeBookが支給されても、
上手に成績を上げるツールとして使える講師は少ないです。

デジタルへの抵抗感と、自分が受けてきた教育に対する正義感が、
新しいツールの導入を妨げています。

変わるべきは、教育業界であり、教師・講師たちの授業概念だと感じ、
５年ほど前より、授業で話す内容を全て短い動画コンテンツに落とし込み、
授業中に視聴させるという方法に変えました。

数学では、
【５分ほどの動画視聴→問題演習→自分で丸つけ・解説を読む→すかさず褒める】
このサイクルをとにかく作り、授業残り少しの時間で、
押さえさせたいPOINTの再チェック・確認をしつこいくらい行い、

化学では、
「覚えさせたい事項」をコンパクトにまとめて動画化し、
徹底的に授業内で、INPUT↔︎OUTPUTをしつこいくらい繰り返し、
問題演習を通して、解ける！という感覚を体感させることに徹しました。

その結果、高い集中力を維持して自分で考え、自分で問題を解き、
自分でやり直しなどをする習慣が身につき、成績を上げていく生徒が続出しました。

「こんな方法をもっと早く知っていれば、、、」

そう思ったのを今でも覚えています。

でも、「この方法いいですよ〜」と周りの講師に伝えても、
実践しようとする講師はほとんどいませんでした。

そこで、「圧倒的な結果、実績を作り、今の教育業界を変えてやる！」
そんな思いで、当塾を立ち上げ、教育に打ち込んでいるのが現状です。

現代の子供達が、現代の世の中に合った形で、自分で考え、行動する。
「自考力・自行力」をつけ、世の中に出ていき、活躍できるようになる。

そういった一生モノの力を身につけられる様、
あなたを全力でサポートさせていただけたら幸いです。

尾崎塾 塾長 尾崎和弘